2巻以降はこちらから
穂史賀雅也・シコルスキー/MF文庫J
第2回MF文庫Jライトノベル新人賞
<優秀賞>受賞作!
真面目なのにぼーっとしてるように見られてしまう草加合人は高校1年生。
合人の周りは、常に着ぐるみ姿の幼馴染みやカエルグッズマニアの姉など、どこかずれた人間ばかり。
ある日の授業中、合人は机の中にしまいっぱなしだったノートの間から1枚の便箋を見つける。
「ごめんなさい、おいしかったです」……?
いったいどういう意味なんだろう?
この手紙をきっかけに、流されやすい性格だった合人君の“ひと夏の不思議な体験”が始まるのだった!
第2回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作、晴れやか&のどかに登場!
あらすじは1巻。全3巻
文章自体はむずかしい言い回しなどはあまりなく読みやすい作品だと思います。
ただ、心理描写や場面説明などが箇条書きのように羅列されている感じでどこか浮いた風に感じてしまうのと改行の多さが少し気になります。改行に関してはまぁラノベっぽいといえなくもないけど。
イラストはサービス精神旺盛です。
少年漫画的サービスカットが満載と言う意味ではなく、巻頭のカラーイラストが豊富だったり、作中の描写に出てきた普段と違う服装などのイラストが章扉に描かれていたりします。
内容はMF文庫というよりも富士見ミステリーっぽい話です。
1巻はちょっと、というかかなり『ToHeart2』の久寿川ささらシナリオっぽいというかまんまです。パクリ?
全3巻なのですが、2巻途中から打ち切りが決まったのか、ちょっと展開があせりすぎな感があります。
最後まで展開が読めないと言えば聞こえは良いのですが、あきらかにおかしい。
3巻で終わるのであれば出す必要のない新キャラが出てきたり、唐突な決断やアクシデントだったり。
大人の事情がどうだったのかは分かりませんが、新キャラを出すならもっとじっくり、3巻でまとめるのなら新キャラなんか出さずに現行のヒロインのエピソードの補間を、そう感じられてしまいます。
ただ、ライトノベル的ラブコメ作品としてはなかなか秀逸(かつマイナー)な作品だと思います。
管理人の別ブログ(2007/1/4掲載)より加筆修正後、転載




